湯河原の酒葉 musubuへ。角地の風情と、手づくりの小鉢にほどける時間

湯河原温泉場の石畳の通りにある「酒葉 musubu」。角地の佇まいと手づくりの小鉢がうれしい、通いたくなる一軒を紹介します。

公開日 2026年3月15日最終更新日 2026年3月15日
酒葉 MUSUBU の店内

湯河原温泉場の角でふらっと飲みたくなる、酒葉 musubuといううれしい一軒

酒葉 MUSUBU の様子
酒葉 MUSUBU の雰囲気が伝わる一枚。

湯河原で飲むなら、ここをちゃんと書いておきたい。そう思うお店があります。

酒葉 MUSUBU の店内
落ち着いた照明と木目のカウンターが印象的な、酒葉 MUSUBU の店内。

酒葉 musubu。 湯河原温泉場の、あの風情ある石畳の道にある飲み屋さんです。

しかも通りの角にあるんですよね。 これはもう完全に個人的な思想なんですが、角にある店って、どうしてあんなに惹かれるんでしょう。通りに対して少しひらけた感じがあって、外から見たときの表情も独特で、つい気になってしまう。酒葉 musubuも、まさにその“角の店のよさ”がしっかりあって、前を通るだけでもちょっと気分が上がります。

そして入ると、やっぱりいいんです。 内装がとにかくおしゃれで、でも気取りすぎていない。落ち着いていて、かっこよくて、湯河原の夜にすっとなじんでいる感じ。温泉場の空気とちゃんとつながっているのに、店の中にはまた別の心地よさがある。この感じが本当に好きです。

角にある店にしかない、あの吸い寄せられ方

酒葉 MUSUBU の店内の雰囲気
お客さんが思い思いに過ごす、居心地のよい酒葉 MUSUBU の店内の雰囲気。

酒葉 musubuのことを思い出すとき、最初に浮かぶのは料理でもお酒でもなく、あの場所の佇まいだったりします。

石畳の通りの風情。 温泉場らしいゆったりした空気。 その角に、すっとある店の姿。

角地の店って、ただ便利とか目立つとかだけじゃなくて、建物のつくりそのものにちょっとした面白さがあると思うんです。視線が抜ける感じとか、入口の見え方とか、灯りのこぼれ方とか。酒葉 musubuは、その魅力をちゃんと持っていて、外にいる時点でもう雰囲気がいい。入る前から、なんだか今日はいい夜になりそうだなと思わせてくれます。

かっこいいのに、ちゃんと落ち着ける

店内はおしゃれです。 でも“おしゃれなお店です”の一言で片づけたくないくらい、ちゃんと居心地がいいんですよね。

落ち着きがあって、少し大人っぽくて、でも肩に力が入らない。 このバランスがすごくありがたいです。

前に葉子さんが湯河原でやっていた「おりーぶ」は、若い人から年配の方まで、いろんな人が自然に集まって交流できる場所だったと聞いています。そういう人とのつながりを大事にしてきた方が、今度は少し大人の落ち着きがある、かっこいい店を始めた。その流れを思うと、今の酒葉 musubuの空気感にもすごく納得がいきます。

にぎやかすぎず、よそよそしくもない。 ちゃんと一杯飲みに行きたくなる空気があります。

だれやみセットが、毎回うれしい

酒葉 musubuに行く楽しみのひとつが、だれやみセットです。

アルコール2杯に、おつまみが6品ほどついて税込3,300円。 これが本当にうれしい。

しかもビールも頼めるんです。 この時点でかなりありがたいのに、出てくる小鉢がまた、ちゃんとおいしい。しかも手づくり。毎回「今日もいいなあ」と思わせてくれる小さなお皿が並んで、その日の最初の一杯がぐっと楽しくなります。

こういうセットって、ただお得なだけで終わることもあると思うんですが、ここのは全然違います。 手づくりのやさしさがあって、でも家っぽすぎない。ちゃんとお店で食べるうれしさがある。少しずついろいろ味わえるので、お酒を飲みながら自然と気持ちがほどけていきます。

“ちょっと飲みたい夜”にもいいし、“今日はここでちゃんと気分よく過ごしたい”という日にも合う。 その使いやすさも含めて、かなり頼もしい存在です。

お二人の感じのよさに、ついまた行きたくなる

このお店にお世話になってしまう理由は、料理や空間だけじゃなくて、やっぱり人なんだと思います。

オーナーの葉子さんと弘二さん。 お二人ともとても愛想がよくて、その場の空気をやわらかくしてくれる方たちです。

こういうお店って、味がよくても緊張してしまったら長く通えなかったりするじゃないですか。でも酒葉 musubuは、ちゃんと洒落ているのに、ちゃんとほっとできる。それはきっと、お二人の雰囲気があるからなんだろうなと思います。

弘二さんはヨット好き。 葉子さんは畑が趣味。

その話だけでも、なんだかもういいですよね。 海の時間が似合う人と、土にふれている人。お店の空気にも、そういう暮らしの輪郭がほんのりにじんでいる気がします。ただ料理を出す、ただお酒を出す、というだけじゃない、その人たちらしい店の感じがちゃんとある。そこにも惹かれます。

湯河原の夜に、こういう一軒があるのがうれしい

温泉に入ったあとに、少し飲みたい。 散歩の流れで、もう少し夜を楽しみたい。 誰かと静かに話したい。 ひとりで気分よく杯を重ねたい。

酒葉 musubuは、そういう時間にとてもしっくりきます。

観光の人にももちろんいいと思うんですが、個人的には、こういう店が湯河原にあること自体がうれしいんです。温泉場の風情の中に、きちんとかっこよくて、でも通うほどにほっとする店がある。しかも、角にある。これはもう、好きにならない理由がないです。

派手に語りたくなる店というより、気づくと何度も行ってしまう店。 そして行くたびに、やっぱりいいなと思う店。

酒葉 musubuは、そんな一軒です。 湯河原の夜を少し好きにしてくれる場所。これからも、きっと何度もお世話になります。

店舗情報

酒葉-MUSUBU- の基本情報

営業時間17:00〜22:30(営業日時は変動の可能性あり)
定休日火曜日(祝祭日の場合は営業、翌日休み)
アクセスJR湯河原駅から奥湯河原方面のバスに乗車し、『温泉場中央』バス停で下車、徒歩約1分。
住所〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上537ー1
価格帯3,000円-4,000円
電話番号090-5209-2286

関連記事

関連店舗

酒葉 MUSUBU の店内
宮上17:00〜22:30(営業日時は変動の可能性あり)

酒葉-MUSUBU-

宮上エリアで、地元の人も旅の人もゆっくり杯を重ねやすい居酒屋です。